Unityのアカウント作成からインストールまでの手順について説明します。

その前に、Unityについて下記のことを知っておくと良いでしょう。

1. Unity Hub と Unity (エディタ)

  1. Unityアプリ本体のことを「エディタ」と呼ぶ。
  2. 本体のエディタをダウンロードするために「 Hub 」アプリを先にダウンロードする。アカウント作成からダウンロード、プロジェクトの起動など、すべて 「Hub」を起動して行う。
  3. Unityのメジャーバージョンは、2018、2019,2020、という年号で表示される。
  4. 毎月、毎週のように新しいバージョンが出るが、年号のすぐあとの番号が「4」で(LTS)が付いた物を使うと良い。
  5. プロジェクトを作成したバージョンが少しでも異なると、新しいバージョンでもエラーが出ることが多い。 新しければ良いというわけではない。

2. Hubのダウンロード – アカウント作成

最初にHubをダウンロードします。 Hubをインストールして起動するところまではアカウントは必要ありません。

https://unity.com/ja

アカウントの作成やエディタのインストールなど、いくつかやり方はありますがすべてHubを起動してから行ったほうが簡単ですので、ここではHubを使ったインストールについて説明します。

Hubのダウンロードからアカウント作成までは、動画を参照してください。

(動画中のHubの画面はすでにいくつかのエディタバージョンがインストールされている状態です。初めての場合は「Unityバージョンがありません」と表示されています。)

3. Unityエディタのインストール準備

まず最初に、Macの場合は「アプリケーションフォルダ」、Windowsの場合は「Program File」の中に [ Unity ] という名前のフォルダーを作ってください。

Hubからインストールする場合、Unityエディタは [ 2019.4.2f1 ] などのバージョン番号のフォルダに入った状態になります。 Unityというフォルダ名ではないためあとから探しにくくなります。従って予めUnityフォルダーを作っておき、その中にインストールしていくように準備します。

[ Unity ] フォルダーを作ったら、Hub画面で下図の歯車ボタンをクリックします。

名称未設定9 

環境設定画面になるので、図の3つのドットをクリック…

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作成しておいた [ Unity ]フォルダーを選択してから、「Select Folder」をクリックします。

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Hubに戻り、「保存」ボタンをクリックして確定し、左上矢印で元の画面に戻ります。

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以上でUnityエディタのインストール場所が指定できました。 これ以降は自動的にこのフォルダーにインストールされます。

 

4. インストール

Hubの画面左のリストから「インストール」を選択してください。

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次の画面で、右上の「インストール」ボタンをクリックしてください。

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Unityバージョンを選択する画面になります。

今回は、[ Unity 2019.4.2f1 ] をインストールします。このときに希望するバージョンが表示されない場合、図の ②「…ダウンロードアーカイブ…」をクリックして操作を進めてください。

また、意外と「2019」 と「2018」 を見間違えやすいのでしっかり確認してから選択してください。

[ Unity 2019.4.2f1 ] がリストにない場合…
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Webブラウザで Unity download archiveのページが開きます。 

[ Unity 2019x ] が選択されているのを確認し、下へスクロールしてください。

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スクロールすると[ Unity 2019.4.2 ] があるので、グリーンの「 Unity Hub 」ボタンをクリックしてください。

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下図のダイアログで、Unity Hubで「リンクを開く」ボタンをクリックします。

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ここからはHubを使ったインストール操作に戻ります。 

最初にエディタ以外の追加モジュールを選択します。次の3つは必ず選択してください。

  • Mac Build Support(IL2CPP)
  • WebGL Build Support
  • Windows Build Support(Mono)

モジュールを選択したら、右下の「INSTALL」ボタンをクリックし、インストールを開始します。

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インストールには5分以上かかります。 

ブルーのプログレスバーが伸びていき、暫くすると薄かった表示が図のようにハッキリと表示されインストールが完了したことが分かります。

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以上で、インストールの説明は終わりです。