スプーンをモデリングします。 これもポリゴンプレーンを作成して作業を開始します。
ポリゴンプレーンは、横3cm、縦4cm、 どちらも4分割しておきます。
2方向のリファレンス画像(イメージプレーン)をTopとSideビューで読み込んでいます。 尚、リファレンス画像は図面ではないのであくまでも参考として使用します。
モデリングではスケール感が大切です。 リファレンス画像は、制作するスプーンの大きさに合わせてスケーリングする必要があります。 このスプーンの先端部分の大きさは横(X)3cm、奥行き(Z)4cmなので、グリッドを目安におおよそのサイズにスケーリング、位置合わせしてから使用します。
ここで使用しているトランスフォームツール以外のツールは「押し出し」だけです。
「ポリゴンの流れ」に留意する
全体の比率とバランスに注意し、「ポリゴンの流れ」が自然になるように制作します。
図のスプーンの先のような緩やかな曲面形状の場合は、できるだけ頂点の間隔やフェースの面積を同じように調整すると、自然とポリゴンの流れができます。
動画の補足
平面的なポリゴン編集が済んだらY軸方向(上下方向)に頂点移動して立体的にしていきます。
ページ最後で動画説明していますが、重要な部分を下記の図で補足します。
1. 2. 外周の頂点全てを選択し、深さに合わせて移動します。
3. 4. front-Xビューから見たカーブをつくります。
5. 6. 7. 8. カーブを修正
9. カーブを微調整
10. 11. side-Xビューから見て、先端と持ち手方向の膨らみに差をつけて完成
図の頂点を上下移動します。
メイキング動画
解説の字幕を追加しました。