前回からの続きです。

口の開口部に沿ってエッジループ1つ追加

口周りをもう少し造形をするためのエッジループを1つ追加します。

口周りの造形

最後に口周りの造形を微調整します。 

図のように、鼻の両脇から上唇に向かって縦に降りてくる頂点を左右に移動します。 上唇部分の頂点の並びは、横方向に均等になるようにしてください。

下唇から顎にかけて奥へ移動し、口の開口部上下の奥行き差をつけます。 下顎が僅かに奥まったフォルムにすることで可愛らしさを強調します。 side-Xビューで見ると、図のように口を起点に奥へ折れ曲がったフォルムになるイメージです。

また、口の開口部周りの頂点(エッジループ)は少しだけ奥へ移動し、さらに、口の内部に向くエッジ(図の赤い矢印)が口の両端になるほど徐々に水平に傾くようにしてください。 

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画像では立体感が分かりにくいので動画も参考にしてください。 特に、動画中で選択しているエッジの傾きに注目してみてください。  また、上唇と下唇の関係性も参考にしてください。

これでとりあえずの口周辺の作業は完了です。 ここまでの作業結果は画像のとおりです。

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スムーズ プレビュー

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ここでは唇は作りませんが、もし作るのであれば開口部の奥、口腔(口の中)側にエッジループを追加してください。

次ページでは、鼻周りを作り込みます。[ 11.1-7 超ローポリモデリング – 顔の作り込み_05 ]