ArnoldシェーダーのClipGeoをマテリアルとして適用すると、そのオブジェクトと重なったオブジェクトを部分的に(またはすべて)隠すことができます。

ビューポートの表示 ➡ 頭部ジョイントにペアレントしているCubeオブジェクトにClipGeoをマテリアルとして適用しています。

Arnoldレンダリング ➡ ClipGeoのCubeと重なった部分が隠れます。

作り方

隠したいオブジェクト(図では円筒)を十分に包み込める大きさのオブジェクトを作成(図ではCube…以後ClipGeoと表記します)。

キャラクターの適切なジョイントにClipGeoをペアレント コンストレイントします。

ClipGeoがビューポートで邪魔にならないようシェーディングをOFFにしておきます。

ClipGeoに新しいマテリアルを割り当てます。 割り当てるのはArnold Shader の aiClipGeo です。

割り当てたClipGeoのアトリビュートでセット名を適当に入力してください。入力したらセット名をクリップボードにコピーしておきます。

隠したいオブジェクト(図では円筒)を選択し、ClipGeoで入力したセット名を図のTrace Setsにペーストして完了です。