超 ローポリ・モデリング2ページ目になります。 前ページ「11.1-1 超ローポリ・モデリング」
ここでは頭部をもう少しだけ作り込みますが、超 ローポリなので目鼻口までは作りません。(後でテクスチャーで表現)
前ページのモデリング結果は図の通りです。
頭部のモデリング
ここでは頭部のモデリングだけを説明します。 使うのはトランスフォームとマルチカット 、押し出しだけなのでツールの説明はしていません。
図では、目の高さにエッジを合わせ、そこから後頭部へのエッジループの頂点を調整しています。
眉の高さと口の高さにエッジループを追加します。
図でハイライトしているフェースは、口の上下4つのフェースを押し出しオフセットした後の状態です。この押し出しではローカルZ移動はしていません。
押し出しオフセットした周辺の頂点を微調整します。 鼻の頭を手前に出して側面からの顔の輪郭を整えます。
さらに4つのフェースを押し出しオフセットします。
押し出しオフセットした周辺を微調整。
図でハイライトしているフェースを選択(正中の両側、頭頂部から頭部と首の境目までのフェース)
ここも押し出しオフセットします。 エッジが正中線を超えて重ならないように加減してください。
押し出しオフセットした周辺を調整。 図でハイライトしているフェースが前の図で押し出しオフセットしたフェースです。 ここで鼻の形が、少しだけ感じられるようにして作業は一区切りです。
前の図のハイライトを解除した状態です。(モデルに変化はありません。)
スムーズ プレビューして形を確認・修正します。 ワイヤー表示をオフにして不自然なシワができていないか確認してください。
トポロジーは今後さらに作り込みやすい状態にしておきます。
ポリゴンの流れを意識し、可能な限り四角形のみ最低限のポリゴン数でモデリングするようにしてください。
額や後頭部などまだ調整が必要ですが、説明はここで終了します。 さらに目や口などの作り込みについては、こちらのページで説明しています。