HIKでモーションキャプチャデータをリターゲットしたあとは、必ずキーをベイクし、ソースオブジェクトを削除しておく。 リターゲットについての説明はこちらを参照。
このページではベイク方法と削除について説明する。
1. リターゲットしたジョイント階層すべてを選択
図のようにキャラクタのジョイント階層をすべて展開して選択する。
![](https://toshihiko-kato.com/wp-content/uploads/2023/01/ベイク_ジョイント選択-1024x700.png)
2. HIKウィンドウでベイク
「キャラクタ:」 で、選択しているキャラクタを選び、HIKメニューで「スケルトンのベイク処理」を実行する。
![](https://toshihiko-kato.com/wp-content/uploads/2023/01/ベイク_ベイク処理-1024x571.png)
ベイク処理が完了すると全てのフレームにキーが作成される。
![](https://toshihiko-kato.com/wp-content/uploads/2023/01/ベイク_キーができる.png)
3. ソース キャラクタの削除
HIKウィンドウの「キャラクタ: 」で、リターゲットの際にソースとしたキャラクタを選択する。(FBXファイルとして読み込んだモーションキャプチャオブジェクト)
定義タブを選び、ゴミ箱アイコンをクリックして削除する。
確認のアラートが表示されたら 「はい」を選択する。
![](https://toshihiko-kato.com/wp-content/uploads/2023/01/ベイク_削除-1024x571.png)
さらに、ジョイント階層とガイド階層(非表示)も削除する。
![](https://toshihiko-kato.com/wp-content/uploads/2023/01/ベイク_ジョイント階層削除-1024x699.png)
最終的にメッシュオブジェクトとそのジョイント階層だけを残し、上書き保存。
ほかのシーンで読み込むためのシーンであればライトも削除しておく。
4. ジョイントルートのグループ化
ジョイント階層のルート以下をグループ化し、直接トランスフォームを変更しない構造にしておく。
![](https://toshihiko-kato.com/wp-content/uploads/2023/01/ベイク_グループ化-1024x672.png)
モーションキャプチャリターゲット後のキーのベイク、および不要になったジョイント階層オブジェクトの削除については以上。
![](https://toshihiko-kato.com/wp-content/uploads/2020/05/BackToPageTop.png)