HIKでモーションキャプチャデータをリターゲットしたあとは、必ずキーベイクし、ソースオブジェクトを削除しておく。 ターゲットについての説明はこちらを参照。

このページではベイク方法と削除について説明する。

1. リターゲットしたジョイント階層すべてを選択

図のようにキャラクタのジョイント階層をすべて展開して選択する。

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2. HIKウィンドウでベイク

「キャラクタ:」 で、選択しているキャラクタを選び、HIKメニュー「スケルトンのベイク処理」を実行する。

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ベイク処理が完了すると全てのフレームにキーが作成される。

3. ソース キャラクタの削除

HIKウィンドウ「キャラクタ: 」で、リターゲットの際にソースとしたキャラクタを選択する。(FBXファイルとして読み込んだモーションキャプチャオブジェクト)

定義タブを選び、ゴミ箱アイコンをクリックして削除する。
確認のアラートが表示されたら 「はい」を選択する。

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さらに、ジョイント階層ガイド階層(非表示)も削除する。

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最終的にメッシュオブジェクトとそのジョイント階層だけを残し、上書き保存。
ほかのシーンで読み込むためのシーンであればライトも削除しておく。

4. ジョイントルートのグループ化

ジョイント階層ルート以下グループ化し、直接トランスフォームを変更しない構造にしておく。

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モーションキャプチャリターゲット後のキーのベイク、および不要になったジョイント階層オブジェクトの削除については以上。